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コエンザイムQ10をくるみから摂取するメリット

若々しい肌や体を保つために欠かせないコエンザイムQ10は、くるみにも含まれています。くるみに含まれているコエンザイムQ10の量は、イワシやサバなどの魚類と比べると少ないです。
しかし、くるみには、コエンザイムQ10の他にも様々な成分が含まれています。

オメガ3脂肪酸が多く含まれている

ナッツ類の中で、最も多くオメガ3脂肪酸を含んでいるものがくるみです。
くるみに含まれているオメガ3脂肪酸は、植物由来のα-リノレン酸です。これは、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の前駆体になります。

体内に入ったα-リノレン酸の一部は、DHAやEPAに変換され、赤血球の細胞膜を柔らかくしたり悪玉コレステロールを減らしたりする働きをします。
オメガ3脂肪酸を摂取して、悪玉コレステロール値が低下すれば、血流悪化の原因になる「酸化LDL」の発生を抑え、良い血流を維持することができるのです。

オメガ3脂肪酸の一日の摂取推奨量は、1.6~2.4gです。くるみを約25g食べることで、オメガ3脂肪酸を摂取推奨量よりも多い約2.5g摂取することができます。

抗酸化物質であるポリフェノールやメラトニンが豊富

くるみには、活性酸素(※1)を除去してくれる抗酸化物質であるポリフェノールとメラトニンが含まれています。
(※1)活性酸素は、呼吸によって酸素を体内に取り入れることで発生します。そして、強い酸化力を活かして、体内に侵入してきた細菌などを除去してくれるのです。しかし、紫外線などの影響を受けて増えすぎると、問題がない細胞にもダメージを与えます。

実は、ナッツ類の中でも、くるみは特に抗酸化値が高いです。くるみ(一掴み分)に含まれるポリフェノールの量は、なんと赤ワイン1杯分の含有量よりも多いのです。
また、メラトニンには、抗酸化物質としての働きだけでなく、睡眠を促す働きがあります。

ですから、くるみを食べることで、コエンザイムQ10とポリフェノール、メラトニンという3つの強い抗酸化成分を補うことができるのです。そして、これらの働きによって余分な活性酸素が除去されれば、細胞の機能を守って若さを維持することができます。

くるみを摂取すると腸内環境を整える微生物が体内に増える

くるみを食べると、「プロバイオティクス」と呼ばれる乳酸菌といった微生物が体内に増えます。この微生物には、腸内環境を整える働きがあります。
また、くるみには便秘解消に役立つ食物繊維も豊富に含まれているのです。

くるみは、コエンザイムQ10をイワシほど含んでいませんが、このように食物繊維を多く摂取できるというメリットがあります。

妊娠中に大切な葉酸を摂取することができる

くるみ100gあたりには、葉酸が約91?含まれています。この量は、アーモンドやカシューナッツに含まれる葉酸の量よりも多いです。

葉酸は、「造血のビタミン」とも呼ばれ、体内で赤血球の形成を助ける働きをします。
また、胎児の正常な発育のためには必要不可欠な栄養素です。このため、妊娠初期の女性は、特に葉酸を意識して補うことが大切です。

くるみといったナッツ類は栄養価が高いため、妊婦さんのおやつとしておすすめです。しかし、カロリーが高いため、20粒以上食べないように注意しましょう。

カルシウムも多く含まれている

くるみには、ミネラル類もバランス良く含まれていますが、その中でも特にカルシウムが豊富です。
カルシウムは、骨や歯の構成成分であり、丈夫な体を作るためには欠かせないミネラルです。また、カルシウムは、傷口で血液が固まるのを助ける働きもあります。

カルシウムは、骨の形成に必要なマグネシウムとバランス良く摂取することが大切です。マグネシウムは、カルシウムが骨や歯にしっかりと行き届くように調節をしてくれます。
くるみには、このマグネシウムも含んでいるため、丈夫な骨づくりに役立つ食材といえます。

まとめ

細胞を活性酸素による攻撃から守る働きがあるコエンザイムQ10は、くるみにも含まれています。しかし、くるみに含まれているコエンザイムQ10の量は、イワシやサバなどの魚類と比べると少ないです。

しかし、くるみを食べることで、オメガ3脂肪酸や食物繊維、葉酸やミネラル類を多く摂取することができます。
ですから、妊娠中の方や便秘に悩まされている方は、コエンザイムQ10をくるみから摂取すると良いでしょう。

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