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コエンザイムQ10はどんなエネルギーの生産を活性化させるのか

コエンザイムQ10はエネルギーであるATPづくりに欠かせない物質

コエンザイムQ10に対して、美容に役立つ成分というイメージをもたれる方も多いかもしれませんが、実はコエンザイムQ10は、体にとって重要なエネルギーづくりにもなくてはならない成分です。
そのエネルギーが、ATP(アデノシン3リン酸)です。

このATPは、細胞内に存在しているミトコンドリアが、食事などから摂取した糖質・脂質・タンパク質などを変換することで生み出されます。
具体的には、ミトコンドリアの中で電子が受け渡されていくことによって、ATPが大量に発生します。その電子の受け渡しの担い手が、コエンザイムQ10です。

そのため、電子の受け渡しという大切な役割を持つコエンザイムQ10が不足してしまうと、ATPの生産がうまく行われません。
コエンザイムQ10は加齢に伴って減少していってしまうため、ATPの正常な生産を保つためには、サプリメントなどからしっかりと補う必要があります。

ATPの生産が高まることで何が得られるのか

基礎代謝がアップする

血液の循環や呼吸など、生命維持のために必要な活動に消費されるエネルギーのことを「基礎代謝」といいます。この基礎代謝も、ミトコンドリアによってつくられるATPによって高まります。

実は、一日の総消費エネルギーの約60%程度を基礎代謝が占めています。
ですから、コエンザイムQ10によってATPの生産が高まれば、基礎代謝もアップしてカロリーを燃やす力が大きくなり、太りにくい体が叶えられるのです。

さらに、基礎代謝量が多くなると、血流がスムーズになるといったメリットもあります。
このようなことから、コエンザイムQ10によるATP生産の活性化は、動脈硬化といった生活習慣病の抑制にも役立つと考えられます。

免疫力が高まる

免疫力を高めるためには、ガン細胞と戦うNK細胞や異物を処理するマクロファージなどの免疫細胞を活性化させる必要があります。

ATPは、全ての免疫細胞にとって貴重なエネルギーです。ですから、コエンザイムQ10の働きによってATPの生産量が上がれば、全ての免疫細胞が活性化されて免疫力が高まるのです。

また、免疫力を上げるためには、体温を上げることが大切です。
体温が上がることで血流が良くなるので、免疫機能を持った白血球がうまく体の中をめぐり、異物を発見しやすくなります。

ミトコンドリアがつくり出したATPのうちの約75%が、体温を維持するために使用されます。ですから、コエンザイムQ10によって生産されるATPが増えれば、体温の低下を防ぐことができるのです。
そして、万病の元である冷えを抑えることで、健康的な体が守られるのです。

スタミナがアップする

ミトコンドリアのATPをつくる働きが弱くなると、スタミナが低下して体が疲れやすくなります。ATPは体を動かすエネルギーの元ですから、ATPの生産量はスタミナにも大きな影響を与えるのです。

毎日元気に活動するためには、脳や筋肉の働きに必要なATPが十分に生み出されなくてはいけません。
年を重ねても疲れにくい体を叶えるためにも、ATPづくりにおいて重要な役割を果たすコエンザイムQ10を、サプリメントなどから意識的に補いましょう。

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