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妊娠中・授乳中はコエンザイムQ10を摂っても良いか

妊娠中や授乳中の人はコエンザイムQ10を摂取しても良いのでしょうか。健康と美容に効果的なので赤ちゃんのために摂取すべきなのかと悩む方もいるでしょう。
体質が変わりやすくデリケートな時期である妊娠中・授乳中のコエンザイムQ10の摂取について解説します。

妊娠中・授乳中に摂取してはいけないもの

まず妊娠中・授乳中に摂取してはいけないものを把握します。
妊婦さんは、赤ちゃんの発育の悪影響の出てしまうアルコールやカフェイン、水銀などはもちろん、食中毒を起こす可能性のある生肉や刺身や生卵、リステリア菌の恐れがあるチーズなど、量を控えるまたは食べてはいけないものがたくさんあります。
授乳中のお母さんもアルコールやカフェインはもちろん、母乳に悪影響が出るといわれているお餅や菓子パン、揚げ物なども極力控える必要があります。
またコエンザイムQ10のようなサプリメントでNGなのは、胎児の臓器形成に悪影響が出るビタミンAや子宮収縮に繋がるハーブが入ったサプリ、女性ホルモンのバランスを崩してしまうような女性ホルモン様物質(イソフラボンやプエラリアなど)が入ったサプリも摂取しないほうが良いです。

妊娠中の摂取について詳細はこちら

コエンザイムQ10の安全性

ではコエンザイムQ10は危険を及ぼしてしまうのでしょうか。
コエンザイムQ10は元々体内に存在する物質なので安全性の高い成分と言われています。その反面、厚生労働省では過去にコエンザイムQ10含有食品を摂取して消化器症状の健康被害があったとも報告されています。しかしこの報告はコエンザイムQ10との因果関係は不明ともされています。
東京医学社の周産期看護マニュアルでは、コエンザイムQ10について「栄養調査が十分行われておらず栄養素として必要性が明らかになっていないので妊娠中にすすめるべきではない」とも記されています。
また、コエンザイムQ10の大量摂取により妊娠中に胎児の成長が促進され過ぎてしまい巨大児になると指摘する声もあり、全く根拠がない情報ではありますが100%安全といえないのも事実なのでしょう。
コエンザイムQ10については様々な健康効果や実験結果が出ているものの、現在でもまだ明確になっていない部分もあるということです。

各サプリメントメーカーは

コエンザイムQ10のサプリメントを販売しているメーカーでは、妊娠中・授乳中の摂取について「控えて下さい」や「医師に相談してください」という注意書きがされています。
やはり少しでもリスクを抱えそうであれば摂取しないほうが良いということですね。

医師に相談してからの摂取が安心

妊娠する前からずっとコエンザイムQ10を摂取していてどうしても飲み続けたい、という方は必ず医師に相談してから摂取するようにしてください。
比較的安全な成分ではありますが、何も確認しないで妊婦さんや授乳中のお母さんがコエンザイムQ10を摂取した場合に何らかの健康被害が起きる可能性はゼロではありません。
ご自身の体と赤ちゃんの健康のためには、自己判断で解決せずに医師に相談するか、もしくは摂取しないという選択をすることが大切です。

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