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コエンザイムQ10にはどんな別名があるの?

ユビキノン、ユビキノール

エネルギーをつくり出す力を持つコエンザイムQ10は、実は様々な名称で呼ばれています。
その一つが、「ユビキノン」で、イギリスのモートン博士が命名しました。

イギリスのモートン博士は、ビタミンA欠乏飼料で飼育したラットの肝臓から得られた物質が、コエンザイムQ10と同じであることを報告しました。
そして、その物質が生物界の広い範囲に存在する「キノン」であるということと、ラテン語の「ubiquitous(いつでもどこでも存在すること)」という単語から「ユビキノン」と命名したのです。

コエンザイムQ10には、酸化型と還元型が存在します。
ユビキノンとは、酸化型のコエンザイムQ10のことを指し、還元型のコエンザイムQ10は「ユビキノール」と呼ばれています。
ユビキノールには、細胞を酸化させる活性酸素を除去する「抗酸化力」があります。

ビタミンQ

コエンザイムQ10は、脂溶性のビタミン様作用物質でもあるため、摂取することで体内でビタミンと似た働きをしてくれます。
名称に「ビタミン」という言葉が付いていますが、本来のビタミンの定義にはあてはまらないため、ビタミンと同じではありません。

ビタミンQは、体内でビタミンと似た働きをするだけでなく、抗酸化ビタミンとも呼ばれるビタミンEの働きをサポートする役割も担っています。
また、ビタミンQにも抗酸化力があるため、ビタミンEと一緒に摂ることで、これらの成分が連携して活性酸素からの攻撃を抑制するのです。

その他の別名

コエンザイムQ10の別名は、ユビキノンやユビキノール、ビタミンQなどの他に、「ユビデカレノン」や「CoQ10」、「補酵素Q」などと呼ばれています。
このように、コエンザイムQ10には様々な別名が存在していますが、どの別名もコエンザイムQ10の性質や特徴などから名付けられています。

まとめ

コエンザイムQ10は、様々な名称で呼ばれています。
酸化型のコエンザイムQ10を指すユビキノンや、還元型のコエンザイムQ10を指すユビキノール、そして、ビタミン様作用物質であることからビタミンQとも呼ばれています。
さらに、その他にはユビデカレノンやCOQ10、補酵素Qなどとも呼ばれているのです。

このように、コエンザイムQ10は、体内で補酵素やビタミン様作用物質として働くことや、抗酸化力があることなどが、様々な名称によって示されています。

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