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コエンザイムQ10が不足すると

コエンザイムQ10は加齢に伴い減少してしまいます。もしコエンザイムQ10を補給せずに不足状態が続いてしまうと体はどうなってしまうのでしょうか?知っておきたいコエンザイムQ10不足の影響について紹介します。

コエンザイムQ10が不足する理由

細胞内でエネルギー産生のサポートや、活性酸素を除去する抗酸化作用を行うコエンザイムQ10は、私たちの体にとって必要不可欠です。
しかしその量は年齢とともに減少してしまいます。
特にエネルギーを必要とする心臓では減少が著しく、20歳が100%だとすると80代では42%ほどまで減少します。
他にもストレスや病気、喫煙、薬の服用などでもコエンザイムQ10は減ってしまいます。
コエンザイムQ10は豚肉や牛肉、いわしなどの食品からも摂取できますが、日本人の食習慣からは1日5mgほどしかコエンザイムQ10を摂取できていないといわれています。
十分にエネルギー生産をするため、補給したいコエンザイムQ10の目標量は1日100mgです。目標量を達成するには食事だけでなくサプリメントなどで補うことも必要となります。


コエンザイムQ10が不足するとどうなるか

ではコエンザイムQ10が不足した場合に生じる不調についてまとめます。

疲労蓄積

コエンザイムQ10は細胞内にてエネルギー産生を促す補酵素として働いています。私たちの体内では常に筋肉やあらゆる臓器が働いておりエネルギーが必要です。
しかしコエンザイムQ10が不足していると、栄養素からうまくエネルギーが作られず、筋肉や内臓にはエネルギーの供給が滞ってしまいます。エネルギーが無ければ疲労回復できず、そのまま蓄積してしまうでしょう。
またコエンザイムQ10には活性酸素を除去する抗酸化作用もあります。活性酸素が増えすぎて、そのままの状態が続くと筋肉の細胞も老化が進みます。筋肉疲労が取れずに疲労蓄積に繋がります。

血行不良

コエンザイムQ10のエネルギー産生は特に心臓で働いています。心臓の機能を向上して全身に血液が送られやすいように働いているのです。
しかしコエンザイムQ10が足りなければ心機能が低下したままで血液を送り出すポンプ機能も弱まってしまうでしょう。体の隅々まで血液が流れなくなると冷え症や肩こりにも繋がります。代謝が悪くなって老廃物や毒素が溜まった状態も作ってしまうのです。

免疫力低下

コエンザイムQ10は免疫細胞を活性化することで免疫力を維持しています。また血流を促進する効果により、免疫担当細胞である白血球が全身に届きやすくなり免疫活動しやすいようにサポートしています。
コエンザイムQ10が不足していると、免疫細胞が損傷した場合にうまく回復できず、免疫細胞の機能を高めることもできません。血行が悪くなれば白血球の巡りも悪くなって細菌やウイルスの撃退も遅れてしまうでしょう。その結果、免疫力が低下して細菌やウイルスに感染しやすくなってしまいます。

内臓機能低下

コエンザイムQ10の不足で細胞の活性化が滞ることで内臓機能も低下してしまいます。
心機能の低下はもちろん、たんぱく質・胆汁の合成や有害物質の解毒などを行う肝臓、老廃物や塩分をろ過して尿を作る腎臓、酸素を取り込んで二酸化団素を排出する肺など、ほとんどの器官にコエンザイムQ10は存在しているので、エネルギー産生がうまくいかなければ機能低下してしまいます。
またコエンザイムQ10には抗酸化作用もあるので、不足することであらゆる臓器で発生する活性酸素の除去が滞ってしまいます。細胞が酸化されて病気を招いてしまうかもしれません。

生活習慣病のリスク

コエンザイムQ10の優れた抗酸化作用は血中の活性酸素を除去します。コレステロールが酸化されないようにすることで高血圧や動脈硬化を予防しているのです。
また血行促進作用で老廃物の排出や代謝促進によって痩せやすい体作りにも期待できます。肥満対策として糖尿病の予防にも繋がっているのです。
コエンザイムQ10が少なければ、血中コレステロールが活性酸素に害されたり、血行が悪くなったりしてこれらの生活習慣病のリスクが高まってしまうのです。

更年期障害

更年期障害は女性にも男性にも起こります。女性ホルモン・男性ホルモンの分泌減少が原因です。コエンザイムQ10ではホルモン分泌に関わる細胞を活性化させたり、更年期障害の症状を緩和したりと良い影響をもたらしてくれます。
しかしコエンザイムQ10が不足していればホルモン分泌も少ないままで更年期障害に歯止めが聞かなくなる可能性もあります。

肌荒れ・老化

コエンザイムQ10は皮膚の繊維芽細胞を活性化することでコラーゲンやヒアルロン酸などの生成をサポートしています。また抗酸化作用によって肌の細胞の老化を防ぎます。
しかしコエンザイムQ10不足が続くことで繊維芽細胞が酸化されたり、肌細胞が老化したりして、肌荒れや皮膚の老化を引き起こす場合があります。

コエンザイムQ10の不足は重大

コエンザイムQ10のエネルギー産生や抗酸化作用の効果は体のあらゆる器官で働いており、不足すると様々な悪影響があることが分かりました。
年齢によっても減少しますが、日々の乱れた生活習慣でもコエンザイムQ10は減ってしまいます。規則正しい生活とバランスの整った食事を心がけてください。
そして健康と美容のためにもコエンザイムQ10を意識して摂取するようにしましょう。

(参考URL)
コエンザイムQ10が身体に与える影響
http://rosso.ciao.jp/article8.html
20歳を過ぎたらコエンザイムを摂ろう!
http://www.asyerabellas.com/a_ni.html

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