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コエンザイムQ10のサプリとピルは併用してもよいのか

ピルとは

ピルの特徴

ピルには、女性ホルモンである「黄体ホルモン(プロゲステロン)」と「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が含まれています。

黄体ホルモンは、妊娠をつかさどるホルモンで、通常は排卵後に多く分泌されます。そして、卵胞ホルモンは、女性らしい体をつくったり自律神経や脳に働きかけたりするホルモンで、生理後に分泌量が増加します。

これらの女性ホルモンは、本来は卵巣から分泌されます。卵巣で作られる女性ホルモンと、ピルに含まれる女性ホルモンは、ほぼ同じ構造をしています。

ピルの働き

ピルを飲むと血液中のホルモンが増えますが、特に黄体ホルモンが増加します。
通常、黄体ホルモンの分泌が増えるのは排卵後です。そのため、ホルモンの分泌に関わる脳の視床下部が、既に排卵後のホルモン状態になっていると判断し、排卵を起こすための指令を出さなくなります。
これにより、排卵が止まって避妊の成功に繋がるのです。

また、ピルを飲むことで女性ホルモンの量の変動が少なくなり、PMS(生理前症候群)の症状であるイライラ等が抑えられます。
さらに、ピルの作用によって規則正しく生理がくるようになるので、生理不順の改善にも役立ちます。

コエンザイムQ10のサプリとピルは飲み合わせて大丈夫か

コエンザイムQ10のサプリメントとピルは、併用しても問題はないといわれています。
ピルとの飲み合わせに注意が必要な成分は、主にビタミンCやセントジョーンズワートです。

ビタミンCには、ピルの効果のうち、エストロゲンの作用を強化する働きがあります。作用が強化されることで、人によっては吐き気といった副作用が現れる場合があります。
そのため、ピルを服用している人はビタミンCを過剰に摂取しないように気をつけましょう。
また、セントジョーンズワートは、ピルの吸収を阻害し、効果を下げてしまう恐れがあるのです。

コエンザイムQ10とピルは併用しても問題がないため、目的に合わせて取り入れると良いでしょう。

コエンザイムQ10とピルを併用するメリット

実は、ピルはニキビの改善にも効果が期待できます。
女性ホルモンを含むピルを服用することで、皮脂の分泌を活発にさせる男性ホルモンの作用を抑え、ニキビができにくい肌に近づけるのです。

また、コエンザイムQ10には、ニキビに悪影響を与える活性酸素を除去する働き(抗酸化作用)があります。
活性酸素は、本来呼吸によって体内で自然と発生し、強い酸化力を活かして細菌やウイルスを退治してくれます。しかし、紫外線を浴びると活性酸素は増えすぎてしまい、ニキビをさらに炎症させてしまうのです。
コエンザイムQ10の強い抗酸化作用によって、過剰に発生した活性酸素が減れば、ニキビの悪化を防ぐことができます。

このようなニキビの改善に役立つピルと、ニキビの悪化を防いでくれるコエンザイムQ10を併用することで、ニキビが気にならない美肌へとさらに近づくことができるのです。

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