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コエンザイムQ10で副作用が起こる可能性はゼロではない

コエンザイムQ10の副作用として好酸球性肺炎が報告されている

安全性が高いといわれるコエンザイムQ10ですが、実は副作用として「好酸球性肺炎」が現れたとの報告がされています。

好酸球性肺炎は、アレルギー反応に関与している白血球の一種である「好酸球」によって引き起こされる肺炎です。
一般的な肺炎は、ウイルスや細菌などの病原体が肺に感染することで起こります。これに対して好酸球性肺炎は、カビや薬物などのアレルギーを引き起こす抗原の吸入によって起こるといわれています。

コエンザイムQ10の副作用として報告された好酸球性肺炎の症例では、60代の女性が友人にコエンザイムQ10をすすめられ、摂取を初めて2~3ヵ月頃に咳といった症状が出始めたと報告されています。

この女性は、はじめは風邪か花粉症だと考え様子を見ていましたが、良くならないため病院を受診したところ、軽い肺炎と診断されました。
しかし、薬を服用しても改善されなかったことからコエンザイムQ10の副作用を疑い、女性はコエンザイムQ10の摂取を中止しました。そして、プレドニンによる治療を53日行い、完治したと報告されたのです。

このように、一般的には副作用が起こりにくいといわれているコエンザイムQ10でも、副作用として報告されている症例はゼロではありません。
また、サプリメントに含まれているコエンザイムQ10の量は、医薬品の常用量よりも多い量が宣伝されているため、サプリメントを摂取する際は量に注意する必要があります。

含まれている成分の純度は全てのサプリで一定というわけではない

コエンザイムQ10のサプリメントは、様々なメーカーが販売しています。しかし、健康食品として流通している商品は、含まれている成分の純度や量が全ての商品で一定というわけではなく、商品によっては添加物なども多く含まれてます。
このような添加物が多く含まれているサプリメントは、安全性が高いとはいえません。

ですから、コエンザイムQ10だけでなく、サプリメントは薬ではなく健康食品として認識し、安易に摂取せずに安全性について冷静に考えることが大切です。
特に、治療のために薬を服用している方は、自己判断で摂取せずに必ず医師に伝えて、指示に従って摂取しましょう。

コエンザイムQ10のサプリは量を守って摂取しよう

コエンザイムQ10のサプリメントを取り入れる際は、副作用が起こる可能性があることを理解し、過信し過ぎずに少量から始めましょう。
そして、摂取して副作用が起こらないことを確認した後も、沢山摂取するのではなく、決められた量は守る事が重要です。

また、サプリメントに対して効果を過度に期待するのではなく、あくまで健康面や美容のサポーターとして考えると良いでしょう。

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