メインイメージ

コエンザイムQ10の飲み合わせについて(キチンキトサン)

キチンキトサンとは

「キチン」と「キトサン」について

「キチン」とは、エビなどの殻に含まれている動物性食物繊維の一種で、消化することができない成分です。このキチンを胃酸に溶けるようにするために、熱した濃いアルカリ溶液で処理したものを「キトサン」と呼びます。

この処理の過程で、キチンとキトサンが混じり合うことから、これらの成分は合わせて「キチンキトサン」と呼ばれているのです。

キチンキトサンの働き

体内に取り入れたキチンキトサンは、水分を沢山含んでゲル状になり、小腸を通るときに腸内にある脂肪や油分、塩分を吸着して体外へと排出してくれます。

また、胆汁酸も吸着して排出する働きもあります。この胆汁酸はコレステロールを原料としてつくられます。
ですから、キチンキトサンによって胆汁酸が排出されると、新たな胆汁酸をつくるためにコレステロールが肝臓へと運ばれるため、血液中のコレステロール値が低下するのです。

キチンキトサンがコエンザイムQ10に与える影響

コエンザイムQ10は脂溶性の物質

コエンザイムQ10には、エネルギーづくりを活性化させる働きや、細胞を酸化させる活性酸素を除去する「抗酸化作用」があります。このような働きによって、肌老化が抑えられたり、健康と体力を維持できたりするのです。

しかし、このコエンザイムQ10は脂溶性の物質ですので、水に溶けにくく脂に溶けやすいという特徴があります。このため、体内での吸収率があまり良くないのです。

また、コエンザイムQ10には、体内で直接抗酸化作用を発揮する「還元型」と、そのままの状態では抗酸化力を発揮できない「酸化型」の2種類が存在します。
酸化型のコエンザイムQ10は、小腸で吸収される際に還元型に変換されますが、この変換力は加齢に伴って衰えてしまうのです。

キチンキトサンがコエンザイムQ10の吸収をさらに悪くする

前項でもご紹介したように、キチンキトサンは小腸を通るときに、腸内に残っている油分や脂肪を吸着して排出し、脂肪を付きにくくする働きがあります。

そのため、キチンキトサンと脂溶性の物質であるコエンザイムQ10を一緒に摂取してしまうと、キチンキトサンの働きによって、コエンザイムQ10の吸収がさらに悪くなってしまう可能性があります。

ですから、コエンザイムQ10のサプリメントを摂取するときは、キチンキトサンの摂取は避けることをおすすめします。

この記事の関連一覧