メインイメージ

コエンザイムQ10を疲労回復に嬉しいカツオから摂取しよう

疲労の軽減に役立つコエンザイムQ10はカツオにも含まれている

コエンザイムQ10には、体に必要なエネルギーづくりを助ける働きがあるため、疲労の軽減にも役立ちます。
このコエンザイムQ10は、カツオにも含まれています。カツオ100gあたりには、コエンザイムQ10が約1mg程度含まれています。

イワシの場合は、100gあたりにコエンザイムQ10が約.4mgも含まれています。サバには、100gあたりにコエンザイムQ10が約4.3mg程度含まれています。
このように、カツオは他の魚と比べると、コエンザイムQ10の含有量は多くありません。

しかし、カツオには、疲労回復に嬉しい様々な栄養素が含まれているのです。

カツオに含まれている疲労回復に役立つ栄養素とは

アンセリン(イミダペプチド)

カツオなどに含まれているアンセリンには、疲労を軽減する効果があることが報告されています。

アンセリンは、2種類のアミノ酸が結びついた構造をしており、カツオやマグロなど長い距離を高速で泳ぐ魚の筋肉中に多く存在します。
このアンセリンには、疲労が溜まっているときに筋肉中に蓄積される「乳酸」を、エネルギーに変える働きがあります。その働きによって乳酸の蓄積が軽減されれば、疲労の改善にも繋がるのです。

また、アンセリンは、疲労を起こす恐れがある活性酸素と戦う働きもあります。
ストレスなどの影響を受けていると活性酸素は過剰に発生し、健康な細胞を酸化させてしまいます。脳にある自律神経の中枢の細胞が酸化させられると、疲労を感じるようになってしまうのです。
アンセリンの抗酸化作用によって活性酸素の増加が抑えられれば、疲労の抑制にも繋がります。

ビタミン類

カツオの血合いには、疲労の回復をサポートしてくれるビタミンB1やビタミンB6、ビタミンB12が豊富に含まれています。

ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きを持っているビタミンで、神経や筋肉の疲労を緩和させてくれます。
ビタミンB6には、タンパク質からつくられるアミノ酸をエネルギーに変える働きがあります。ビタミンB12は、糖質やタンパク質をエネルギーに変える際に必要なビタミンです。

このようなエネルギーづくりに必要なビタミンが不足してしまうと、エネルギー代謝がスムーズにできなくなり、疲労や倦怠感が起こりやすくなってしまうのです。

疲労を軽減するためには、鉄分を摂取することが大切です。

鉄分が不足してしまうと、赤血球中のヘモグロビンの合成がうまくいかなくなります。その結果、赤血球そのものが小さくなってしまい、酸素の供給量が減ってしまいます。
そして、酸素の供給量が減ってしまうと、疲れやすくなったりだるくなったりしてしまうのです。

かつおには、鉄分も多く含まれているので、貧血に悩まされる女性にもおすすめの食材です。

タンパク質

かつおは、魚の中でもタンパク質が豊富です。カツオの可食部約100gあたりには、タンパク質が約25.8gも含まれているのです。

疲れにくい体をつくるためには、エネルギーの材料となるタンパク質をしっかりと補うことが大切です。
また、タンパク質は筋肉をつくる材料にもなります。タンパク質をしっかりと補うことで、筋肉量の減少を抑えることができるのです。

カツオを食べるなら皮ごと食べよう

カツオの身の部分には、前項でご紹介した栄養素の他に、血流の改善に役立つDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などが含まれています。
そして、カツオは身だけでなく、皮にも栄養があるのです。

カツオの皮には、「リジン」が含まれています。リジンは必須アミノ酸ですので、体内でつくりだすことができないため、食品から摂取する必要があります。

このリジンと、かつおに含まれているメチオニンが合成されると、「カルニチン」という物質になります。カルニチンには、内臓脂肪の蓄積を抑制する働きがあります。
また、リジンには、集中力を高めたり疲労を回復したりする働きもあります。さらに、肝臓の機能も高めてくれるのです。

ですから、カツオを食べるなら、皮ごと食べられる「かつおのたたき」がおすすめです。リジンが肝臓の機能を活性化してくれるため、お酒のおつまみにしても良いでしょう。

まとめ

エネルギーづくりに欠かせないコエンザイムQ10は、カツオにも含まれています。しかし、カツオに含まれているコエンザイムQ10の量は、イワシやサバなどと比べると少ないです。
しかし、カツオには疲労の軽減に嬉しい栄養素が豊富に含まれているのです。

また、かつおは皮にも栄養があります。ですから、栄養価が高いカツオを食べるなら、皮ごと食べられるかつおのたたきなどがおすすめです。

この記事の関連一覧