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うつ病予防に役立つコエンザイムQ10の力とは

うつ病の原因に関係している活性酸素を除去する

活性酸素によってうつ病が引き起こされるメカニズム

うつ病になる仕組みは解明されていませんが、活性酸素がうつ病に関係していると考えられています。

人は強いストレスがかかると、そのストレスを軽減するために、副腎皮質から「糖質コルチコイド」と呼ばれるストレスホルモンが分泌されます。
このストレスホルモンが分泌されたり分解されたりする際に、活性酸素が生み出されます。

活性酸素には、体内に入り込んだ菌を強い酸化力で退治する役割があります。しかし、強いストレスがかかると、その影響で活性酸素は多く作られてしまい、健康な細胞まで酸化させてしまうのです。

過剰につくりだされた活性酸素は、心のバランスを保つ働きがあるセロトニンの代謝過程にも悪影響を与えます。活性酸素によってセロトニンの代謝過程に異常が生じると、セロトニンが不足し、うつ病になるリスクが高まると考えられているのです。

ある調査では、うつ病で自殺された方の脳を調べた結果、セロトニンの量が少なくなっていたことが報告されています。

コエンザイムQ10の抗酸化作用でセロトニンの減少を抑制する

活性酸素の影響で起こるセロトニンの減少を抑制するためには、活性酸素を取り除く力をもつ「抗酸化成分」を取り入れることが望ましいです。
コエンザイムQ10には強い抗酸化作用があるため、摂取することで過剰に発生した活性酸素による影響を抑制することができるといわれています。

コエンザイムQ10がもつ抗酸化作用で、活性酸素による影響を抑えられれば、セロトニンの減少を抑制することが期待できます。
そして、セロトニンの正常な分泌が維持されると、心の安定や良質な睡眠が叶えられるのです。

脳内のATPの生産を活性化する

脳内のATPが不足するとうつ状態が引き起こされる

うつ病が引き起こされる原因の一つとして、脳内のATP(アデノシン3リン酸)の不足が考えらえます。

このATPは、食事などから摂取した栄養素(糖質・脂質など)が、細胞内に存在しているミトコンドリアの働きによって変換されることでつくり出されます。
ATPは、体内の様々な活動において欠かせないエネルギーです。また、セロトニンと同様に情報を伝える神経伝達物質としての働きもあります。

脳内のATPが不足すると、情報がうまく流れなかったり他の神経伝達物質の量が減少したりするため、うつ状態になりやすくなるといわれているのです。

コエンザイムQ10はミトコンドリアのATPづくりをサポートする

ミトコンドリアがATPをうまくつくり出すためには、ミトコンドリアの働きを助けるコエンザイムQ10が必要不可欠です。
ですから、体内のコエンザイムQ10が不足してしまうと、脳内のATPの減少にも繋がってしまいます。

コエンザイムQ10は体内でも生産されますが、その量は20歳を境に減っていってしまいます。そのため、ATPの減少を抑えるためには、コエンザイムQ10をサプリメントなどから意識的に補うことが大切です。

コエンザイムQ10を十分に補うことで、ミトコンドリアのATPづくりをサポートすることができます。また、コエンザイムQ10には抗酸化作用がありますので、ミトコンドリアの機能を活性酸素から守ることにも期待できるのです。

まとめ

コエンザイムQ10がもつ抗酸化力や、ATPをつくり出す力を活性化する働きは、うつ病の予防に役立つと考えられます。
しかし、うつ病を予防するためには、コエンザイムQ10を摂取するだけでなく、バランスの良い食生活や日中に外出して光を浴びることも大切です。
これらを心がけた上で、コエンザイムQ10の力を取り入れると良いでしょう。

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