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コエンザイムQ10とあわせて摂りたい栄養素(DHA)

コエンザイムQ10とDHAは脳機能の改善に役立つ

脳機能の改善に期待できるコエンザイムQ10の働き

コエンザイムQ10は美容に嬉しい成分として有名ですが、実はアルツハイマー病の予防にも効果が期待できることが、研究によって知られています。
コエンザイムQ10の注目される働きの一つが、細胞を酸化させる活性酸素の除去です。この活性酸素は、アルツハイマー病にも影響を与えます。

アルツハイマー病と活性酸素の関係

アルツハイマー病は、大脳全体が萎縮し、神経細胞が消えたり小さくなったりします。そして、「リボフスチン」が脳内に多く出現し、アミロイド線維(アルツハイマー病特有の線維)が増えていくのです。
このリボフスチンは、脂質が異常に酸化した結果できます。

また、アルツハイマー病の原因とされる「アミロイド・β」というタンパク質は、活性酸素の生成に関係があるといわれています。
このアミロイド・βは、脳の生理的活動の中でつくられ、活性酸素を産生して脳の神経細胞にダメージを与えます。その結果、アルツハイマー病になる可能性が高まるのです。

コエンザイムQ10には強い抗酸化力がある

コエンザイムQ10には、活性酸素を除去する強い抗酸化作用があります。このコエンザイムQ10の働きによって、ストレスなどによって過剰に発生した活性酸素が除去されれば、脳の神経細胞を酸化から守り、機能を維持することが叶うのです。

記憶力の向上に期待できるDHAの働き

脳の機能を高めるためには、コエンザイムQ10にあわせてDHAも摂取することが望ましいです。

DHAは、脳を構成する脳細胞の膜に存在していますが、特に記憶に関わる「海馬」に多いです。この海馬に集まっているDHAの量が、頭の良さに影響を与えているといわれています。

また、DHAはコエンザイムQ10と同様に、アルツハイマー認知症の予防にも期待できる成分です。
DHAには、アルツハイマー認知症によってダメージを受けた脳の神経細胞を修復し、残った神経細胞の働きを助ける力があるといわれています。
実際に、認知症患者が半年間DHAを摂取したところ、判断力や記憶力が高まったと報告されています。

コエンザイムQ10とDHAは血流の改善に役立つ

活性酸素は、血液中の悪玉コレステロールも酸化させる恐れがあります。
血液中の悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化させられると、「酸化LDL」に変わります。この酸化LDLが血液中に増えると、動脈硬化を引き起こす可能性が高まります。

コエンザイムQ10の抗酸化作用によって活性酸素が減れば、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、酸化LDLの発生を抑えることができるのです。

一方、DHAには、赤血球や血管壁の細胞膜を柔らかくする働きがあります。さらに、善玉コレステロールを増やして中性脂肪を減らす力ももっているのです。
このDHAとコエンザイムQ10をあわせて摂ることで、相乗効果による血流の改善に期待できます。

コエンザイムQ10とDHAを効率よく摂取する方法

脳の機能をアップさせたい方や生活習慣病が気になる方は、コエンザイムQ10とDHAを一緒に摂りましょう。

コエンザイムQ10とDHAは、イワシやサバに多く含まれています。しかし、イワシからコエンザイムQ10を一日の目安量分(約100mg)摂取するには、なんとイワシを20尾も食べる必要があります。毎日この量を食べ続けることは難しいですし、効率が良いとはいえません。

ですから、毎日これらの成分を十分に摂取するなら、サプリメントを選びましょう。特に、コエンザイムQ10とDHAが一緒に含まれているサプリメントなら、より効率よく補うことができます。

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