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コエンザイムQ10を摂っても効果が出ないときはどうしたら良いか

コエンザイムQ10のサプリメントを見直す

コエンザイムQ10のサプリメントは、様々なメーカーから販売されており、種類も豊富です。コエンザイムQ10を摂取しても効果が現れない場合は、まず摂取しているサプリメントの種類を見直してみましょう。

還元型と酸化型

コエンザイムQ10には、体内で抗酸化成分として働く「還元型」と、そのままの状態では抗酸化作用を発揮できない「酸化型」のコエンザイムQ10の2種類があります。

酸化型のコエンザイムQ10は、摂取すると小腸で吸収される際に、還元型に変換されて力を発揮します。しかし、この酸化型から還元型へと変換する能力は、年齢を重ねるにつれて弱くなっていってしまうのです。

ですから、中高年以降の方は、コエンザイムQ10のサプリメントを摂取するなら、酸化型のものよりも還元型のものがおすすめです。還元型なら、体内で変換される必要がないため、酸化型のものと比べるとスムーズに力を発揮します。

吸収性に優れているか

コエンザイムQ10のサプリメントの中でも、吸収性に期待できるものが活性型です。活性型は、一般的なコエンザイムQ10よりも成分が小さく作られているため、小腸の中に入りやすいのです。

また、コエンザイムQ10のサプリメントには、「包接体」というものがあります。
一般的なコエンザイムQ10は、水に溶けにくい脂溶性ですので、体内での吸収率が良くありません。
しかし、包接体では、外側は親水性、内側は親油性という性質をもつ「γ-シクロデキストリン」という物質の内部に、コエンザイムQ10が取り込まれています。そのため、一般的な酸化型のものと比べると吸収性に期待できるのです。

信頼できるメーカーのものか

コエンザイムQ10のサプリメントを選ぶ際は、信頼できるメーカーであるかホームページなどをよく確認することが大切です。

「激安」などを売りにしているものなどの場合、品質が良くなかったり成分があまり含まれていなかったりする恐れがあります。このような質の悪いサプリメントは、摂取しても満足できる効果が得られない可能性があります。

コエンザイムQ10の力を十分に得るためには、サプリメントの品質管理が徹底して行われているメーカーのものを購入しましょう。

コエンザイムQ10の摂取方法を見直す

摂取するタイミング

脂溶性のコエンザイムQ10を摂取すると、体内で腸液で乳化された後に吸収されます。そのため、腸液が分泌されていない食前に摂取しても、あまり吸収されないのです。

ですから、コエンザイムQ10のサプリメントを摂取するなら、食事によって消化器官の働きが活発になっている食後30分以内に飲むことが望ましいです。

摂取する期間

コエンザイムQ10のサプリメントは、医薬品ではなく健康食品ですので、即効性はありません。しかし、健康維持のためには、3ヵ月以上は摂取を継続することが大切です。
コエンザイムQ10を摂取しても効果が出ないと感じる場合は、摂取した期間を見直し、その期間が短いようであれば摂取を継続しましょう。

保存方法を見直す

コエンザイムQ10を摂取しても効果が出ないと感じる場合は、サプリメントの保存方法も一度見直してみましょう。

コエンザイムQ10は非常にデリケートな成分で、熱や光に弱いという特徴があります。そのため、コエンザイムQ10のサプリメントを保存する場所は、高温や直射日光が当たりやすい場所は避けることが大切です。
また、冷蔵庫の場合は、出し入れする際に温度や湿度の変化によって、サプリメントの質が悪くなってしまうため避けましょう。

コエンザイムQ10を良い状態で保つためにも、サプリメントは専用の容器に入れ、室内の涼しい場所に保管することを心がけましょう。

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