コエンザイムQ10による病気の予防・改善(低血圧・高血圧)

健康診断などで高血圧や低血圧と診断されることがあります。特に高血圧は生活習慣病の中でも患者数が多いです。自覚症状がほとんどないため日常生活では気づきにくいのですが、高血圧・低血圧は病気のサインだったり、将来大きな病気を引き起こしたりします。実はコエンザイムQ10で高血圧や低血圧を予防・改善できることをご存知でしょうか。どのように血圧に影響するのか紹介します。

低血圧の症状・原因

世界保健機関では、最大血圧100mmHg未満もしくは最小血圧61mmHg未満の人が低血圧であると分類されています。
高血圧に比べてあまり危機感を感じないかもしれませんが、血圧が低いことで様々な不調が現れます。例えば立ちくらみや冷え症、倦怠感、食欲不振、動悸などです。低血圧の人の傾向としては、痩せ型であったり筋肉量が少なかったり、貧弱体質、慢性疲労、朝に弱いなどの体質の人が多くみられます。また、数的に多くはないですが心筋梗塞や急性中毒症、がんや肝硬変などの病気のサインである場合もあります。
改善としては血液を生成するタンパク質を積極的に摂取したり、血流増加を促すため水分をこまめに摂ったり、筋肉を増やすことも大切です。

高血圧の症状・原因

高血圧は最大血圧130mmHg以上もしくは最小血圧89mmHg以上の場合に診断されます。自覚症状が現れないことが多いと言われており、油断して治療しない人がいますが、高血圧が恐ろしいのはその合併症です。目立った症状がないまま動脈硬化に進行して重大な病気に繋がっていることがあります。頻繁に頭痛や耳鳴り、鼻血、充血、胸の痛み・動悸、呼吸困難、意識障害などが起きる場合はすでに合併症を引き起こしている可能性があります。心臓や脳、腎臓に障害が出やすく、脳梗塞や心筋梗塞、腎臓病などの原因になります。
原因としては食生活の乱れ、喫煙、飲酒、肥満、運動不足などの生活習慣が大きいです。特に血管にコレステロールが溜まると高血圧になります。生活習慣を改善してコレステロールが増えすぎないように気を付けることが大切です。

コエンザイムQ10の低血圧改善効果

まず低血圧に効果的なコエンザイムQ10の働きを紹介します。
コエンザイムQ10は細胞内のミトコンドリアに存在して、細胞のエネルギー産生に欠かせない補酵素として働きます。コエンザイムQ10によりエネルギーが作られると細胞が活性化するので約60兆個の細胞からできている私たちの体を内側から元気にしてくれます。
そして体の中でエネルギーが多く必要とされるのは心臓です。心臓にコエンザイムQ10が十分に足りていると心臓の細胞が活性化されて働きが活発になることで、心臓のポンプ機能が向上します。血液を送り出すのに重要なポンプ機能ですが、低血圧の人はこのポンプ機能が弱くなっているとも言われています。血液循環が悪く脳に血液が十分に届かずに低血圧の症状が出てしまいます。
コエンザイムQ10で心臓のポンプ機能を正常にすることで血液が全身に流れやすくなり、低血圧の予防・改善に期待できるのです。

コエンザイムQ10の高血圧改善効果

次に高血圧に対する改善効果です。コエンザイムQ10には抗酸化作用があります。抗酸化作用とは体内に発生した活性酸素を除去する作用のことです。活性酸素は乱れた生活習慣などで体内のあらゆる器官に発生し、増えすぎると細胞を酸化させます。
活性酸素が血中の悪玉コレステロールを酸化させると、過酸化脂質となって血管壁に癒着します。すると血管が狭くなり圧迫されるので、血流が悪くなり高血圧を引き起こします。
これをコエンザイムQ10の抗酸化作用によって悪玉コレステロールの癒着を防ぎ、予防・改善できるのです。
またコエンザイムQ10の高血圧改善に対する実験結果もあります。高血圧患者96名に対して1日100~120mgのコエンザイムQ10を摂取させたところ最大血圧・最小血圧ともに低下させたという結果が出ました。(参考元:
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/nano_coenzyme-q10/(一番下の研究情報の【3】))
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19821418

コエンザイムQ10で血圧を正常に保つ

コエンザイムQ10は高血圧・低血圧ともに予防・改善に導いてくれることが分かりました。
どちらも自覚症状があまり見られないので軽く受け止めている人が多いかもしれませんが、症状が出てしまってからではすでに遅い場合もあります。辛い闘病生活を送る前に、コエンザイムQ10で高血圧・低血圧を改善しておきましょう。また日常生活で食事に気を付けたり、運動を意識的に行ったりすることも重要です。
コエンザイムQ10と合わせて生活習慣の改善を目指しましょう。